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介護の合間にできるストレッチと運動法

  • firstcare1
  • 2月2日
  • 読了時間: 5分

介護をしているご家族こそ、体をいたわる時間が必要です


在宅介護をしていると、どうしても自分のことは後回しになりがちです。

食事や入浴の介助、移動のサポート、服薬管理や見守りなど、毎日の介護は想像以上に気力と体力を使います。

「少し腰が痛いけれど、今は休めない」「肩が凝っているけれど、気にする余裕がない」

そんな状態が積み重なり、気づいたときには慢性的な痛みや強い疲労感を抱えてしまう方も少なくありません。

介護は短距離走ではなく、長く続く生活の一部です。

だからこそ、介護をする側の体を守ることは、とても大切なケアのひとつなのです。

この記事では、忙しい介護の合間に特別な道具を使わず、無理なく短時間でできる、そんな介護者向けのストレッチと軽い運動法をご紹介します。

「きちんとやらなければ」と構えずに、できるところから取り入れてみてください。



 介護中に起こりやすい体の不調とは?


まずは、介護を担うご家族に多い体の悩みを整理してみましょう。


  • 腰痛・ぎっくり腰

  • 肩こり・首の痛み

  • 膝の痛み

  • 手首や指の疲れ

  • 慢性的な疲労感、だるさ


これらの多くは、前かがみの姿勢や中腰での作業、無理な体勢での移乗・介助といった動作が、毎日少しずつ体に負担をかけていることが原因です。

ストレッチや軽い運動は、痛みを完全に治すものではありません。しかし、筋肉のこわばりを和らげたり、血流を促して疲れをためにくくするといった効果が期待でき、不調の悪化を防ぐための大切な習慣になります。



 介護の合間にできるおすすめストレッチ


① 肩・首まわりのストレッチ(1〜2分)

介護中は、無意識のうちに肩に力が入りやすく、首も固まりがちです。


やり方

  • 背筋を伸ばして座る、または立つ

  • ゆっくり肩をすくめて、ストンと落とす(5回)

  • 首を左右にゆっくり倒し、10秒ずつキープ


呼吸を止めず、「気持ちいい」と感じる範囲で行いましょう。介護の合間や、トイレ休憩の前後などに取り入れるのがおすすめです。



② 腰をいたわるストレッチ(2分)

腰は介護で最も負担がかかる部位です。短時間でも、こまめに動かすことが大切です。


やり方

  • 椅子に浅く座る

  • 両手を太ももに置き、ゆっくり背中を丸める

  • その後、無理のない範囲で背筋を伸ばす


これを5回程度繰り返しましょう。腰を反らしすぎず、「伸びているな」と感じる程度で十分です。



③ 足のむくみ対策ストレッチ(3分)

立ちっぱなし・座りっぱなしの介護では、足のむくみやだるさも起こりやすくなります。


やり方

  • 足首をくるくる回す(左右10回ずつ)

  • つま先を上げ下げする(10回)


テレビを見ながら、電話をしながらでもできる簡単な動きです。夜寝る前に行うと、翌朝の足の軽さを感じやすくなります。



 無理なくできる軽い運動法


① かかと上げ運動(立ったままでOK)


やり方

  • かかとをゆっくり上げて、ゆっくり下ろす

  • 10回程度

ふくらはぎを動かすことで血流が良くなり、疲れにくい体づくりにつながります。キッチンや洗面所など、少しの待ち時間に行えます。



② 椅子スクワット(膝に負担をかけない)


やり方

  • 椅子から立ち上がり、また座る

  • 手すりやテーブルにつかまりながらでOK

  • 5回程度からスタート


太ももやお尻の筋肉を使うことで、介助時の安定感も高まります。無理をせず、体調の良い日に少しずつ行いましょう。



 ストレッチと合わせて見直したい「介護環境」


ストレッチや運動を続けていても、介護する環境そのものに無理があると、体への負担はなかなか減りません。


例えば、

  • 床が滑りやすい

  • 手すりがなく、支えがない

  • ベッドやトイレの高さが合っていない


こうした環境では、介助のたびに腰や膝へ大きな負担がかかってしまいます。



 バリアフリーリフォームで、介護の負担は軽くできます


  • 手すりの設置

  • 段差の解消

  • トイレ・浴室の改修


これらは、介護される方の安全を守るだけでなく、介護するご家族の体を守るための大切な工夫でもあります。

介護保険を活用すれば、費用負担を抑えてリフォームできる場合もあります。「まだ大丈夫」と思っているうちから検討することで、将来の負担を減らすことにつながります。



 介護用具レンタルという選択肢も


すべてを人の力だけで支えようとすると、どうしても無理が生じます。

  • 介護ベッド

  • 手すり

  • 歩行器・車いす


こうした介護用具を上手に取り入れることで、「抱え上げる介護」から「支える介護」へと変えていくことができます。体への負担が軽くなることで気持ちにも余裕が生まれ、結果的により良い介護につながっていきます。



 介護を続けるために、まずはご自身の体を大切に


毎日完璧にやる必要はありません。1分でも、1動作でも、自分の体をいたわる時間を持つことが大切です。

ストレッチや運動、そして住環境や介護用具の見直しを通して、無理のない介護を続けていきましょう。

必要に応じて、専門家や事業者に相談することも、立派な介護の工夫のひとつです。



 お困り事はご相談ください


有限会社ファーストケアでは、福祉用具のレンタル・販売から、バリアフリーリフォームまで、ご家族の暮らしに寄り添ったご提案を行っております。


もし、「自宅に手すりをつけたい」「段差をなくしたい」「使いやすい福祉用具を探している」など、住まいや生活に関するお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


「こんな小さなこと相談してもいいのかな?」と思うことでも大丈夫です。

私たちが、ご家族の笑顔をサポートいたします!






 
 
 

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