家族の介護をサポートする専門家の見つけ方
- firstcare1
- 2026年1月1日
- 読了時間: 6分

家族の誰かが介護を必要とするようになると、それまでの生活が大きく変わります。
「自分がしっかりしなきゃ」「誰かに頼るのは甘えかもしれない」
そう感じながらも、不安や疲れを抱えて日々を過ごしている方は多いのではないでしょうか。
けれど、介護は決して一人で抱え込むものではありません。
介護には体力や時間だけでなく、専門的な知識や判断も求められます。
だからこそ、専門家の手を借りることで、心に余裕が生まれ、家族の笑顔を守る一歩になります。
今回は、家族の介護を支えてくれる代表的な専門家と、その見つけ方、そして相談時に心がけたいポイントを紹介します。
介護の専門家にはどんな人がいる?
「専門家に相談しよう」と思っても、実際にどんな人がいて、どんなことをしてくれるのか分からないと、なかなか一歩を踏み出せません。
ここでは、介護を支える主な4つの専門職をご紹介します。
1. ケアマネジャー(介護支援専門員)
介護保険制度を利用する際の“案内役”となる存在です。
要介護認定を受けたあと、その方に合わせたケアプラン(介護計画)を作成し、必要な介護サービスがスムーズに受けられるよう支援します。
ケアマネジャーは、利用者本人だけでなく、介護する家族の気持ちにも寄り添ってくれます。
「どんな支援があれば安心して暮らせるか」を一緒に考えてくれる、心強いパートナーです。
2. 地域包括支援センターの職員
各地域に設置されている「高齢者のための総合相談窓口」です。
介護が本格化する前の段階(介護予防)から、認知症、虐待、金銭管理に関する相談など、幅広い悩みに対応してくれます。
保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどが常駐し、地域に根ざした支援を行っているため、「どこに相談すればいいかわからない」という時の最初の窓口としておすすめです。
3. 介護福祉士・ホームヘルパー(訪問介護員)
実際に介護の現場で身体介護や生活援助を行う専門職です。
自宅での介護が始まったとき、訪問介護やデイサービスなどの現場で支援にあたってくれるのがこの方たちです。
入浴や食事、排せつなどの介助だけでなく、買い物や掃除といった生活面のサポートも行ってくれるため、家族の負担を大きく軽減してくれます。
4. 福祉用具専門相談員
手すりの取り付け、介護用ベッドの導入、車いすの選定など、暮らしを支える福祉用具に関するアドバイスをしてくれる専門家です。
「どんな用具を使えば安全か」「どこに設置すれば便利か」といった細かい相談にも対応してくれます。また、バリアフリーリフォームの検討時にも心強い存在です。
専門家をどうやって見つければいいの?
「専門家がいるのはわかったけど、どう探せばいいの?」という方も多いでしょう。
以下の方法で、あなたに合った支援を見つけることができます。
地域包括支援センターに相談してみる
まず最初におすすめしたいのが、地域包括支援センターへの相談です。
各市区町村に1つ以上設置されており、誰でも無料で利用できます。
「まだ介護保険を申請していない」「どんな制度があるのか分からない」といった段階から、丁寧に教えてくれます。
地域によって担当窓口が分かれているので、お住まいの自治体のホームページや広報誌で確認してみましょう。
病院のソーシャルワーカーに相談する
入院中に介護が必要になる場合、退院後の生活支援を調整してくれるのが、病院内のソーシャルワーカー(医療ソーシャルワーカー)です。
介護保険の申請手続き、施設の紹介、在宅介護への移行などをサポートしてくれる重要な存在です。
特に退院後すぐに支援が必要な場合は、できるだけ早めに相談すると安心です。
介護保険を申請してケアマネジャーを依頼する
介護保険を申請し、要介護認定を受けると、ケアマネジャーが付きます。
申請時点から相談可能な自治体もあるため、「申請手続きが不安」という方は、地域包括支援センターや市区町村の高齢福祉課で確認してみましょう。
ケアマネジャーが決まると、今後の介護生活の大きな支えとなるはずです。
地域の情報誌や市役所の窓口を活用する
地域のフリーペーパーや情報誌には、介護サービス事業所の紹介記事や広告が掲載されていることがあります。
また、市役所・区役所の高齢者福祉窓口では、介護関連のパンフレットや事業所一覧を配布していることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
相談するときに心がけたいこと
初めて相談する時、「うまく伝えられるかな」「迷惑にならないかな」と不安になる方も多いかもしれません。
でも、専門家はあなたの話を聞き、状況を理解することからサポートを始めてくれます。次のようなポイントを意識すると、よりスムーズに支援が受けられます。
「全部できないかもしれない」と伝える勇気を持つ頑張っているからこそ、できないことを認めるのは勇気がいります。でも、「できないこと」を伝えることが、専門家にとっては大切なヒントになります。
困っていること、気になることをメモしておく普段感じている悩みや不安を、簡単にでもいいので書き出しておきましょう。話すときの助けになります。
家族全体の状況も共有する介護する側の家族の体調や生活状況も、支援の計画にとって重要な情報です。遠慮せずに伝えてみてください。
ひとりで頑張りすぎず、頼れる人に頼ってみてください
家族を思う気持ちが強いほど、「私がなんとかしなきゃ」と責任を抱え込んでしまいがちです。
でも、介護は短期間で終わることは少なく、長く続くことが多いもの。無理をして倒れてしまっては、本末転倒です。
介護の専門家たちは、あなたを助けるために存在しています。
「話を聞いてもらっただけで、気持ちが少し軽くなった」
そんな声も、実際によく聞かれます。
自分を責めすぎず、誰かに相談することから始めてみませんか?
あなた自身の心と体を守ることが、ご家族との時間を大切にするための、何よりの支えになります。
お困り事はご相談ください
有限会社ファーストケアでは、福祉用具のレンタル・販売から、バリアフリーリフォームまで、ご家族の暮らしに寄り添ったご提案を行っております。
もし、「自宅に手すりをつけたい」「段差をなくしたい」「使いやすい福祉用具を探している」など、住まいや生活に関するお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
「こんな小さなこと相談してもいいのかな?」と思うことでも大丈夫です。
私たちが、ご家族の笑顔をサポートいたします!




コメント