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介護家族が活用すべき支援制度と公的サービスまとめ

  • firstcare1
  • 2月15日
  • 読了時間: 5分

在宅での介護は、身体的な負担だけでなく、精神的・経済的な負担も重なりやすいものです。「できる限り住み慣れた自宅で暮らさせてあげたい」と願う一方で、介護が長期化するにつれて不安や疲れを感じているご家族も多いのではないでしょうか。

実は、こうした介護家族の負担を軽くするために、国や自治体による支援制度や公的サービスが数多く用意されています。しかし、「制度が複雑でよく分からない」「相談先が見つからない」といった理由から、十分に活用されないままになっているケースも少なくありません。

この記事では、介護家族が知っておきたい支援制度や公的サービスについて、できるだけ分かりやすくご紹介します。



まず知っておきたい「介護保険制度」の基本

介護に関する支援の中心となるのが介護保険制度です。40歳以上の方が加入する制度で、要支援または要介護の認定を受けることで、在宅介護を支えるさまざまなサービスを利用できるようになります。

介護が必要になったとき、「何から手を付ければよいのか分からない」と戸惑う方は多いものです。そんなとき、まず理解しておきたいのがこの介護保険制度の仕組みです。


要支援・要介護認定とは?

介護保険サービスを利用するためには、市区町村に申請を行い、要支援・要介護認定を受ける必要があります。申請後は、認定調査員による自宅訪問や主治医意見書の提出を経て、介護認定審査会で判定が行われます。

認定結果によって、利用できるサービスの内容1か月あたりの利用限度額が決まります。「まだそれほど重くないから」「家族で何とかできているから」と申請をためらう方もいますが、早めに申請しておくことで、いざというときにスムーズに支援を受けられる場合も多くあります。



在宅介護を支える主な介護保険サービス


訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護は、ホームヘルパーが自宅を訪問し、日常生活の支援を行うサービスです。排せつや入浴、食事といった身体介護だけでなく、掃除や洗濯、調理などの生活援助も含まれます。

介護をしていると、「毎日やらなければならないこと」に追われがちですが、訪問介護を取り入れることで、家族の負担を直接的に軽くすることができます。すべてを自分一人で抱え込まないことが、介護を続けるうえで大切です。



デイサービス(通所介護)

デイサービスは、日中に施設へ通い、入浴や食事、機能訓練、レクリエーションなどを受けるサービスです。ご本人にとっては外出や人との交流の機会になり、生活にメリハリが生まれます。

一方で、介護家族にとっては、安心して自分の時間を確保できる点が大きなメリットです。介護から一時的に離れる時間を持つことは、心身のリフレッシュにもつながります。



ショートステイ(短期入所)

ショートステイは、数日から数週間、施設に宿泊できるサービスです。介護者が体調を崩したときや、冠婚葬祭などで家を空ける必要があるとき、また介護疲れを感じたときなどに利用できます。

「休むことに申し訳なさを感じてしまう」という声もよく聞かれますが、無理を続けることが結果的に介護の継続を難しくしてしまうこともあります。ショートステイは、無理のない介護を続けるための大切な支援のひとつです。



住宅改修で介護の負担を軽くする


介護保険で利用できる住宅改修

介護保険では、一定の条件を満たすことで、上限20万円までの住宅改修費が支給されます。自己負担は原則1〜3割です。


対象となる工事例

  • 手すりの取り付け

  • 段差の解消

  • 滑りにくい床材への変更

  • 引き戸への扉交換


住まいを整えることで転倒のリスクが減り、介助のしやすさも大きく変わります。結果として、ご本人の自立を支えながら、介護する側の身体的負担を軽減することにつながります。



バリアフリーリフォームは「介護の予防」にも

介護が本格化してから慌てて改修するのではなく、少し不安を感じ始めた段階で住環境を整えておくことが、長く安心して暮らすためのポイントです。動線を見直し、無理のない動作で生活できる住まいにすることは、将来の介護負担を減らす「予防」の役割も果たします。



介護用具レンタルで無理のない在宅介護を

介護保険を利用すると、福祉用具をレンタルできます。購入ではなくレンタルのため、身体状況の変化に合わせて見直しや交換ができる点も大きな特徴です。


対象となる福祉用具の例

  • 介護用ベッド

  • 車いす

  • 歩行器・歩行補助杖

  • 置き型手すり

  • 床ずれ防止用具


ただし、福祉用具は使う人の身体状況や住環境に合っていないと、かえって使いづらさや危険につながることがあります。専門スタッフに相談しながら選ぶことで、安全で快適な介護環境を整えることができます。



介護家族を支えるそのほかの公的支援制度

介護保険サービスの自己負担額が一定額を超えた場合には、高額介護サービス費制度により、超過分が後から払い戻されます。「介護費用が想像以上にかかっている」と感じたときは、一度確認しておきたい制度です。

また、市区町村によっては、住宅改修の上乗せ助成や紙おむつ代の補助、配食サービス、見守り支援など、独自の支援を行っている場合もあります。こうした情報は、地域に詳しい事業者やケアマネジャーに相談することで、スムーズに把握できます。



「一人で抱え込まない介護」のために

介護は、家族だけで背負い続けるものではありません。制度やサービスを上手に活用することで、介護をする人も、介護を受ける人も、無理のない生活を続けることができます。

「どんな制度が使えるのか分からない」「住宅改修や介護用具について相談したい」と感じたときは、専門家に相談することも大切な選択肢です。支援を上手に取り入れながら、安心できる在宅介護を続けていきましょう。



お困り事はご相談ください


有限会社ファーストケアでは、福祉用具のレンタル・販売から、バリアフリーリフォームまで、ご家族の暮らしに寄り添ったご提案を行っております。


もし、「自宅に手すりをつけたい」「段差をなくしたい」「使いやすい福祉用具を探している」など、住まいや生活に関するお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


「こんな小さなこと相談してもいいのかな?」と思うことでも大丈夫です。

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