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和室を洋室にリフォームして、安全な空間へ!高齢者が暮らしやすい住まい

  • firstcare1
  • 3月15日
  • 読了時間: 5分

和室は日本の伝統的な空間として親しまれていますが、高齢者にとっては、安全面での課題が多いのも事実です。

和室を洋室にリフォームすることで、バリアフリー化が進み、より安心して暮らせる住まいを実現できます。

本記事では、和室から洋室にリフォームする際の具体的なポイントについて、わかりやすくご紹介します。


【目次】




和室から洋室へのリフォームが必要な理由

【和室の危険ポイント】

和室は、以下のような点で高齢者にとって危険が潜んでいます。


  • 段差による転倒リスク:畳の敷き合わせ部分や敷居が小さな段差となり、つまずきやすくなります

  • 畳の柔らかさによる歩行の不安定さ:畳はフローリングに比べて沈み込みやすく、ふらつきやすい方には不安定さを感じさせることがあります。

  • 扉やふすまの扱いづらさ:手足の力が弱くなると、扉やふすまの開閉が負担に感じられることもあります。


【洋室が高齢者にとって安全な理由】

和室を洋室にリフォームすることで、次のようなメリットが得られます。


  • フラットな床にすることで転倒リスクを軽減できる

  • フローリングなら歩行器や車いすの使用がしやすい

  • ドアの開閉がスムーズで、移動時のストレスを軽減できる



和室から洋室にリフォームする際の具体的なポイント

【床のリフォーム】

畳を撤去し、滑りにくく転倒のリスクが少ないフローリング材を選びましょう。

転倒時のケガを防止するクッション性のある素材もおすすめです。


フローリング材の種類

  • 衝撃吸収フローリング:クッション性があり、転倒時の衝撃を和らげます。

  • 防滑仕様のフローリング:表面に滑り止め加工が施されており、転倒防止に効果的です。

  • 抗菌仕様のフローリング衛生面を重視し、細菌の繁殖を防ぎます。

  • 防音タイプのフローリング足音の響きを軽減し、下階への音の伝わりを防ぎます。


フローリングに使用される主な素材

  • コルク材:クッション性があり、転倒時の衝撃を和らげるため高齢者向きです。

  • クッションフロア:防水性・防汚性があり、掃除がしやすく介護環境に適しています。

  • ビニルフロア:安価でメンテナンスが容易なため、広い範囲の施工に適しています。

  • 木質フローリング:温かみがあり、滑りにくい加工が施された商品も多く販売されています。


【壁材の選び方】

  • 珪藻土(けいそうど):吸湿性が高く、湿度調整や消臭効果に優れています。結露やカビの防止に効果的です。

  • 調湿機能付きクロス:壁紙自体に湿度調整機能があり、手軽に取り入れられます。

  • 石膏ボード:防音性能が高く、隣室や外部の騒音を軽減します。

  • 吸音パネル:音の反響を抑え、静かな室内環境を実現できます。


【窓のリフォーム】

  • 二重窓や内窓:断熱性能を高め、室温の変化を和らげるとともに、防音効果も期待できます。

  • 防音ガラス:外部の騒音対策に効果的で、静かで快適な生活環境を整えます。


【収納の工夫】

  • 引き出し式収納:腰の高さに配置することで、無理な姿勢を取らずに物の出し入れができます。

  • スライドレール付き収納棚:軽い力でスムーズに開閉できるため、高齢者に優しい設計です。


【床暖房の導入】

  • 電気式床暖房:設置が手軽で温まりが早いのが特徴です。

  • 温水式床暖房:広い範囲に適しており、穏やかな暖かさが持続します。


【バリアフリー改修】

  • 段差の解消:敷居を取り除き、部屋全体の床をフラットにすることでつまずきを防げます。

  • ドアの交換スライドドアは車いす利用者の方にも開閉しやすく、重さや戸車の劣化の心配も少ないのでおすすめです。

  • 壁の補強と手すり設置手すりを設置するために、壁の下地補強を行うと安全性がさらに向上します。特に移動の多いトイレやベッド周りは、重要な設置ポイントです。


リフォームの流れと注意点

【事前準備】

リフォームを成功させるためには、しっかりとした事前準備が欠かせません。


  • 現状の課題把握:高齢者向けに段差や狭い通路、手すりの不足を改善など、まずは住まいの課題を洗い出し、どの部分を改修すべきかを明確にしましょう。

  • リフォーム後の理想的な生活のイメージ:どんな生活を送りたいか、リフォーム後の理想的な状態を具体的にイメージし、それを実現するための改修内容をリストアップします。

  • 介護保険制度・助成金の活用:介護保険を利用する場合や助成金を申請する場合には、申請手続きが必要です。申請スケジュールと必要書類を事前に確認し、準備を整えましょう。(詳しくはこちら:千葉県船橋市の住宅改修に使える助成制度って?


【工事中の安全対策】

リフォーム中の安全を確保するため、以下のポイントを確認しましょう。

  • 転倒リスクの管理:工事中も生活する場合、転倒リスクが高まるため、仮設通路を設置するなどの対策が必要です。

  • 家具の移動:家具や生活用品を安全な場所に移動し、工事現場と生活空間をしっかりと分けましょう。

  • 工事の影響管理:音やほこりが発生することがあります。高齢者や介護が必要な家族がいる場合、工事のスケジュールや作業内容を調整し、影響を最小限に抑える工夫が求められます。


リフォームの相談先は?

和室から洋室へのリフォームは、高齢者が安心して暮らせる住まいを実現するための大切な一歩です。

安全な住まいづくりについてのご相談は、ぜひ「有限会社ファーストケア」へお気軽にお問い合わせください!

「有限会社ファーストケア」では、バリアフリーに特化したリフォームを豊富に取り扱っております

お客様のご希望に寄り添い、最適なプランをご提案いたします!







 
 
 

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